みなさんが希望するのは、まず「腕のいい先生」だと思います。
では、どうやって「腕のいい先生」かどうかをみわけたらよいのでしょうか
矯正治療においては日本矯正歯科学会という日本最大の矯正歯科の学会があります。
そこでは認定医・指導医など、大学で常勤で何年も勉強した後、症例を提出し、合格したドクターだけが認定してもらえるシステムとなっております。私が取得している指導医は8年の矯正歯科での勤務歴が必要です。
最近はやりのマウスピース矯正などは1日の受講でかつテストなどもなく資格がもらえます。学会が指定する研修期間とは雲泥の差であることはご理解していだけると思います。
また、日本矯正歯科学会の認定資格をとることも大変ですが、維持することも大変です。しかし患者さんに信頼していただく目安として必要なことだと考えております。
資格があるかどうかは日本矯正歯科学会のホームページで確認できます。
矯正治療は長期間かかり、費用も自由診療のため高額です。
「○○症例の治療実績」「豊富な実績」「専門医(本当は専門医ではない)」「矯正の資格がある(インビザラインのみ)」などの文言に騙されず、よい先生によい矯正治療をうけられることを願っております。